-
はじめに—私たちがめざすもの
-
世代や背景によらない、あらゆる人にとって快適な居場所を作りたい
-
- 世代や背景によらず、あらゆる人にとって**「ここに来ていい」と思える快適な居場所**をつくりたい。
それが、私たちがこのプロジェクトで実現したい一番の想いです。
障がいのある方を中心に、年齢や家庭環境、置かれている状況を問わず、「居場所がない」「安心して過ごせる場所が見つからない」と感じている方が、心から落ち着いて過ごせる空間をつくります。
また、そのご家族や保護者の方が、仕事を続けること、少し自分の時間を持つこと、心身を整えることをあきらめずに済む環境を支えていきたいと考えています。
さらに、地域の方々が買い物やカフェ利用を通して気軽に立ち寄り、日常の延長線上で自然な交流が生まれることで、多様な人がともに暮らす地域社会への理解が深まるような、
そんな場所をつくりたいと思います。
このプロジェクトでは、長い間、地域の子どもたちを育ててきた学び舎を、次は“地域のすべての人の居場所”としてよみがえらせます。 -
お子さま向け通所施設を運営して見えてきた既存施設の課題
- わたしたち株式会社グロウアップウィズは未就学児から18歳までの障がいのあるお子さまや発達に特性のあるお子さまを対象に「音楽」や「運動」、「遊び」や「体験」を通して、基本的な日常生活動作や支援に向けての活動をサポートする通所施設を運営しております。
※通所施設とは※
自宅で生活する高齢者や障がい者が日中に施設へ通い、介護・支援・リハビリなどのサービスを受ける施設です。
通所支援事業は、多くの子どもとご家庭を支える大切なサービスですが、現場では「分かっているけど、対応しきれない課題」が数多く存在しています。
その課題が、子どもたちの安心や、ご家族の生活、そして支援者自身の働き方にも影響を及ぼしています。 -
① 環境の調整が必要
- 子どもたちが安心して過ごすために、環境づくりは最も重要です。
しかし現場では…
○空間が狭く、十分な距離や活動スペースがとれない
○音・光・物の多さなど、過剰な刺激で落ち着くことが難しい
○落ち着ける部屋やクールダウンできる場所が不足している
刺激過多の環境は、かんしゃく・パニックの誘因になることがあります。
本来であれば、“パニックになってから落ち着かせる”のではなく、
そもそもパニック状態にさせない環境づくりが必要です。 -
② 安全に外で遊べる環境をつくりたい
- 多動がある子や空間認知が難しい子の場合、
○急な動きが多い
○エリア内で遊ぶという理解が難しい
○道路への飛び出しの危険性がある
といった理由で、屋外遊びの機会が制限されてしまうことが少なくありません。
しかし、本来子どもたちにとって「外で自由に遊ぶ」ことは成長に欠かせない体験です。 -
③利用者さまのお声
- 通所支援を利用するご家庭からは、次のようなリアルな声が届いています。
○情報共有がうまくいかず、家庭との連携が不十分
○療育内容が分からない/実際に見られる機会が少ない
○子どもの特性に合う施設が見つかりにくい
○悩みを相談すると、“甘え”だと思われるのではと不安で言い出せない
○同じ施設で日中一時支援も利用したい
○昼食提供を希望する声が多い
○将来のために、敷地内にグループホームなど宿泊施設もほしい
○外遊びや運動など、活動内容をもっと増やしてほしい
○定員10名では利用できない人が多いため、規模を大きくしてほしい
これらの声は、どれも「今の通所では満たしきれていないニーズ」です。 -
「本当に困っている人ほど、通える場所がない」
- これは、現場で何度も耳にしてきた切実な声です。
重度・軽度という線引きによって受けられる支援が狭まり、
ご家族は仕事を続けられず、
地域の中で孤立してしまうケースも少なくありません。
この現実を変えるために、
私たちは支援・仕事・交流を切り離さず、一体として考える必要があると感じました。
そこでたどり着いた答えが、新たなカタチの施設を自ら作ること。
「総合通所支援事業所」の立ち上げです。
従来のテナントや新築では、子どもたちや利用者さまが安心して過ごすために必要な「広さ・静けさ・安全な動線・外遊び環境」を十分に確保できませんでした。
特に、重度の障がいがある方や過敏性のある子どもたちにとっては、「環境の質そのものが“支援の一部"」であり、妥協できないポイントでした。
そこで私たちがたどり着いたのが、廃校となった「大崎市立鹿島台第二小学校」をリノベーションするという選択です。
かつて多くの子どもたちが学び、地域の人々に愛されてきた校舎には、福祉施設にとって大切な条件が最初から備わっていました。 -
総合通所支援事業所という考え方
- 総合通所支援事業所とは、用途ごとにバラバラに運営している福祉施設を1つの建物に集約し、総合福祉施設とするという方法です。
これを実現することで、以下のようなことができるようになると考えております。 -
広い施設空間の確保
- 十分な広さのある施設であれば、重度の方も自由度の高い動線で過ごすことができ、ストレスの軽減や体力発散につながります。
安全に遊べる専用スペースを整備することで、外遊びの機会を増やし、
施設でしっかり体を動かすことで、自宅では穏やかに過ごせるようになり、睡眠の質が向上し、ご家族の負担軽減やセルフケアの時間確保にもつながります。
また、光・音・動線・空間の広さなどを細かく調整し、子どもたちが“安心して自分らしく過ごせる環境”を整えます。 -
多機能を一体化した“総合施設”
- 療育、生活介護、就労支援に加え、
カフェ、直売所、体育館開放、子ども食堂などを一つの施設にまとめることで、
・賃料や光熱費の共通化
・事業ごとのリスク分散
・安定した運営と賃金の確保 -
あらゆる人にとって快適な居場所。総合通所支援事業所 ポップガーデン
- これからの時代にふさわしい、新しい形の支援施設をつくりたい──
そんな想いを込めて、この総合支援施設に『ポップガーデン』という名前をつけました。
『ちょっとポップ行ってくるね』
『今日はポップの日だよ』
そんなふうに、日常の中で自然に口にできる、覚えやすくて言いやすい愛称を目指しました。
利用する方にとっても、ご家族にとっても、身近で親しみやすい存在でありたいという願いが込められています。
そして、“ガーデン”は単なる「庭」ではありません。
植物が育ち、みんなで手入れをし、ともに時間を重ねていく——
そんな「美しさ」と「温かさ」を象徴しています。
私たちは“施設”をつくりたいのではなく、
地域の誰もが自然に集まり、育ち合える『みんなの庭』をつくりたい。
その想いを『ポップガーデン』という名前に託しました。 - ポップガーデンで実施する具体的な取組みをご紹介します。
-
児童発達支援・放課後等デイサービス(多機能)
- 未就学〜18歳までの発達の木になるお子さまや障がいのあるお子さまを対象に、放課後や土曜・祝日、長期休暇日の療育・お預かりを行い、ご家族のフルタイム就業も支えます。
-
生活介護
- 18歳以降の方に対し、日常生活の介助や生産活動の場を提供し、地域での自立と生きがいとなる場を提供していきます。
-
就労支援事業
- 働く意欲や能力がありながら一般就労が難しい方に対し、スキルアップから職場定着までをサポートします。
-
畑・田んぼ(農福連携)
- 農作物の生産から販売、調理までを通じて、就労支援の実践と地域交流、子ども食堂につなげます。
-
カフェスペース
- 地域のコーヒー屋さん、パン屋さんと連携し、誰もが気軽に立ち寄れる交流の入口をつくります。
-
地域の憩いの場となるような「みんなの食堂」の開催
- 子ども食堂をさらに発展させた「みんなの食堂」のような取組みを実施します。
お子さまのみならず、地域の方がどなたでも利用できるような食事会を定期的に開催し、食の支援と安心できる居場所を地域とともに育てます。 -
体育館・空き教室の開放
-
- 体育館は、本来の姿を活かしながら運動・外遊びの場として再生し、
無料開放(予約制)、
教室は用途に応じて療育室・静養室・ミーティングスペースへと再生。
会議や教室、展示スペースとして活用します。 -
地域まるごと包む新しい形
- ポップガーデンは、「サービスを受ける場所」だけではありません。
さまざまなイベントを通して世代や立場を越えて、緩やかにつながれる地域の拠点を目指します。
○実施予定イベント
・無料サロンスペース:ふらっと立ち寄れる交流と息抜きの場。
・有料ミーティングスペース:会議・教室・サークル・展示会など時間貸し。
・販売コーナー/作品展:コーヒー・パン、地元野菜(産直・顔の見える野菜)、手作り雑貨、利用者さんの作品、個人の絵や写真の個展も応援。
・図書室の読み聞かせ会(毎月):図書館での読み聞かせ会を実施します。
この会には児童指導員、保育士、社会福祉士、心理士などの専門職の方にもご参加いただきます。
読み聞かせの会を通して保護者同士がつながるきっかけとなることを願っています。
・地域イベント:お祭り・勉強会、キッチンカー・出店、自然体験、畑体験、お米・コーヒーの勉強会、地域の達人の〇〇教室など。 -
返礼品のご紹介
-
利用者さんの制作物
- 絵や折り紙、お手紙など、微細運動(手や指先の細かい運動)の訓練として利用者の方が作成した作品と感謝のお手紙をお送りいたします。
-
コーヒー屋さんのコーヒー豆
-
- 今回のお取組みにご賛同いただいているコーヒー屋さんが厳選した焙煎豆をお届けします。
-
ご希望の方にはお名前を掲載します
- ご支援いただいた方の内ご希望される方には感謝の気持ちをこめて、施設内にお名前を掲載させていただきます。
※ニックネームでの掲載も可能です。 -
資金の使いみち
- みなさまからいただいた資金は以下の用途に活用します。
施設整備:保健室、安心動線、静養スペース、空調・換気
備品:療育教材・安全対策、カフェ設備、直売所什器
人件費:有資格者の採用・定着、研修
地域連携・広報:読み聞かせ会・勉強会・イベント運営
防災対応:避難所としての備蓄・設備拡充 -
代表者メッセージ
-
- いま、多くの方に利用されている通所支援事業ですが、実はその存在や役割は、まだ社会の中で十分に知られていないと感じています。
だからこそ、今回クラウドファンディングを通じて、「通所支援とは何か」をもっと多くの人に知っていただきたい。
そして、いまの通所支援だけでは応えきれていないニーズが、確かに存在することを伝えたいのです。
私たちが立ち上げる『ポップガーデン』は、従来の枠を超えた“新しい通所支援”に挑戦する場所です。
そこには、特別な居場所を必要としている人たちがいます。
大切なのは、「居場所を必要とすることは甘えではない」ということ。
人が安心できる場所を求めるのは、生きていくうえで誰にとっても自然で、かけがえのないことです。
その当たり前の安心を、必要としている誰もが受け取れるように──そんな願いを込めています。
そして、このクラウドファンディングは単なる開設資金の調達ではありません。
『ポップガーデン』のような“総合通所支援”を、これからの福祉の新しいモデルとして社会に広げていくための、最初の一歩でもあります。
私たちの挑戦が、
「同じような施設をつくりたい」
「自分も新しい福祉の形に挑戦したい」
という人たちを生み、全国の地域で新しい芽が育っていく。
その積み重ねが、生きづらさを抱える人を少しでも減らし、
誰もが自分らしくいられる社会につながっていくと信じています。
『ポップガーデン』は、その未来を開く最初の庭です。
ここから一緒に、新しい福祉のかたちを育てていきませんか。 -
わたしたちについて
-
-





