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ゴスペルカフェこども食堂/あがっぺこども食堂クラウドファンディング
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こども食堂をはじめたきっかけ
- 2011年に起きた東日本大震災の7年後。当時、私は都立高校教諭でした。
高校生たちと東北を訪れる機会があり、復興の歩みの中で、特に子どもたちを取り巻く環境にはもっと寄り添う必要があることを実感し、何か支援することができないかと考えるようになりました。
そこで、東北地方での支援活動を行いたいと思い、その拠点として情報の集まる政令指定都市である仙台市を選びました。
また、「平成年越し村」や「こども食堂」で有名な湯浅誠氏の話を聞く機会があり、誰でも地域で「こども食堂をやりたい」と手を挙げればいつでも始められると聞き、東北でも「こども食堂」を立ち上げるのは可能だと考えました。
現在は「みやぎこども食堂ネットワーク」に参加し、宮城県のこども食堂間で課題や悩みなどについて情報交換をしながら活動を行っています。
こども食堂は、「ゴスペルカフェこども食堂」と「あがっぺこども食堂」の2つを運営しています。
仙台市の「ゴスペルカフェこども食堂」は、毎週木曜日16時~19時。
名取市の「あがっぺこども食堂」は、毎週水曜日16時~19時。
地域のみなさまに助けていただきながら、こども食堂を運営しています。 -
- ↑こども食堂で実際に提供しているメニューです。
※子ども用と大人用で、ご飯の量が多少異なります。 -
- ↑こども食堂のマスコットロボットです!子どもたちのお喋り相手になることも。
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課題
- こども食堂をはじめてみると、いろいろな課題が見えてきました。
・学年(年次)が変わると参加しにくい子どもたちがいるため、保護者の方たちと話し合う必要がある。
・いわゆる一見さんが多く、3家族くらいのグループが3組くらいでご利用いただけると助かる。
・親には内緒で参加したい子どもたちがいるが、受け入れられない。
・学校の課題でこども食堂でボランティアしたい学生さんを受け入れる体制になっていない。
これらの課題を解決するためには、ボランティアに参加してもらうよう働きかけが必要だと感じます。
そして、こども食堂は”食事の提供の場”であり、”地域住民との触れ合いの場”、そして”子どもの居場所”であることを知ってもらう必要があると考えています。 -
こども食堂を通して実現したい3つのこと
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1.子どもおよび子育て中の保護者の方への食事の継続的な提供
- カフェ形式で話題を集め、できるだけ近隣の幼稚園や保育園でひとり親家庭を中心として広報しています。
唐揚げやハンバーグ、コロッケなどの定食を中心として、栄養の偏りを避けて、子どもたちが食べやすいものを中心としたメニューを提供しています。 -
2.地域の近隣住民との触れ合いの場の提供
- 高齢者や子どもたちが参加しやすいよう週一回会食形式で開催しています。
参加者同士が顔なじみになれるよう、定員を15名程度に絞って少人数で実施しています。
こうした工夫により、顔なじみの関係が育まれ、地域のつながりが深まっていきます。 -
3.乳幼児から小学生程度の子どもの居場所の提供
- 絵本の読み聞かせや簡単なゲームを行っています。
食事のみでなく、子どもが楽しめるものを用意することで、こども食堂を過ごしやすい居場所として参加しやすいように工夫しています。 -
継続的な活動のために
- これらの取り組みを安定して継続していくために、クラウドファンディングの実施が有効な手段であると考え、今回挑戦することにしました。
ですが、こども食堂の存在をまだ知らない方もいらっしゃると思います。
今回のクラウドファンディングへの挑戦を通して、ひとりでも多くの方に知っていただき、支援の輪が広がっていくことを心より願っています。
集まった資金は、こども食堂で提供する食事や運営に使わせていただきます。 -
リターン品について
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ご支援者のお名前掲載
- こども食堂を開催する場にて、ご支援いただいた方のお名前をご芳名一覧として掲載させていただきます。
※カフェの壁面へ掲載予定です。 -
- ↑掲載イメージ
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オリジナル「フルーツパウンドケーキ」
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- 当店で丁寧に作り上げたオリジナル「フルーツパウンドケーキ」をリターン品としてお送りいたします。
本来はクリスマスのシーズン商品として毎年用意しているものです。
今回のプロジェクト限定で、支援いただいた方にはクリスマスシーズンに限らずご用意させていただきます!
ドライフルーツをたくさん練り込んだとてもフルーティな一品です。
卵とバターが風味を引き立て、合わせるナッツにより、微妙な味わい深さが特徴となります。 -
こども食堂の広がりを目指して
- こども食堂の第二段階として名取市愛島地区へ進出しました。
この愛島地区では周りの環境が農村地区であるため、地域ボランティア(図書館活動や公民館活動、地域の盛り上げ隊の方たち、など)に協力をお願いして、こども食堂への参加者を募集しています。
いまは第三段階として、震災後の石巻市への活動の広がりを目指しています。
こども食堂は、とにかく継続性が命であると考えています。
いつ訪れるか分からない人たちを受け入れては巣立っていく。
なくてはならないこども食堂を継続的に運営していきたいため、ぜひご支援のほどよろしくお願いいたします。




