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株式会社ペティーナ
- はじめまして。株式会社ぺティーナのオーナー 入山公成(いりやまこうせい)と申します。
私は、国内外の製薬会社にて長年研究開発に携わってきました。また、保護猫を飼うことをきっかけにペット用ヘルスケア製品に興味を抱きました。
そこで医薬品研究の製剤技術をペットに応用展開することで、ペット社会に貢献できると考え、株式会社ぺティーナを立ち上げました。
ペット飼い主の悩みの上位に口臭があり、オーラルケアの重要性から歯茎貼付タイプのオーラルケアフィルム製品「ペティオーラAD」を開発し、発売に至りました。
これまでになかった新常識・新習慣を生みだし、ペットならびにみなさまの幸せに貢献していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 -
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ペットのオーラルケア環境
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- 飼い主のみなさまが気にされているペットのオーラルケアで、何が気になっているのでしょうか。
おそらく以下の問題が気になっているのではないでしょうか。
1)口が臭う。歯茎が赤い。
2)歯磨きをしないので歯石が付いて、取れない。
3)歯茎から血が出ている。歯が抜けた。
これらはいずれも歯周病につながる症状です。このような症状になる前に毎日の歯磨きが必要です。
でも待ってください!
オーラルケアにおいてヒトとペットでは同じようで同じではないことがあります。
それが口内環境です。
ヒトの口腔内は弱酸性、ペットは弱アルカリ性です。
これは何を意味しているかというと、ヒトでは弱酸性を好む虫歯菌が発生しやすく食べ残しにより虫歯になりやすいです。
一方、ペットは弱アルカリ性なので歯石が形成されやすく、3~4日で歯石ができてしまいます。
また、弱アルカリ性を好む歯周病菌が歯周ポケットに残り、歯周病になりやすくなります。
歯磨き自体も、ヒトは歯みがき後にうがいで洗い流すことができますが、ペットは歯垢を掻き出してもゴックリ飲み込むまで残渣が口内に残ってしまいます。
つまり、再定着リスクがあるのです。 -
歯茎に貼る新発想フィルム「ペティオーラAD」 ワンちゃんネコちゃんの口腔ケアが手軽になる新時代へ。
- ペット飼い主の悩みの上位に歯周病からくる口臭があります。
最近では、さらに1歳以上のペットの大半が歯周病にかかっていると言われています。
それを防ぐには日々の歯磨きなどオーラルケアが必要で、怠ると内臓疾患につながるとも言われています。
そこで、まずオーラルケアに着目し、口腔環境を整えるために、唾液の元々持っている歯周病菌に作用する成分に着目し、これまで国内外になかった口腔内付着型フィルム剤を開発しました。
このフィルムを1日1回一枚を上あごの歯茎外側に貼り付けるだけで成分が一定時間口腔内留まることが特長です。
使用方法は簡便で、製品が薄いため持ち運びも便利です。
製造は、医薬品の品質基準「GMP(Good Manufacturing Practice)」に準拠した国内製薬工場で生産し、安全かつ高い品質を保っています。
一度使っていただくとアッと驚く新常識が待っていると思います。 -
ペティオーラADフィルム
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オーラルケアの市場環境
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- ペットのオーラルケアにどのような製品があるかご存知でしょうか?
歯磨きは大変なので簡単に済ませたい飼い主向けに「ごはんに振りかけるタイプ」や「錠剤タイプ」、あるいは「飲み水に混ぜるタイプ」、「スプレー液」などがあります。
すごく簡単に利用できるのがメリットで、飼い主にとってストレスが緩和します。
また、「歯磨きジェルタイプ」で歯の周りを塗布するタイプがあります。
成分をしっかり行きわたらせることができますが、ちょっと面倒くさいかもしれません。
でも待ってください!
これらの製品は、口の中に長く残るのでしょうか?
成分が口中に長く残ることがオーラルケアにとってより良いのではないでしょうか?
一瞬にして飲み込んだりしませんか?
ジェルやスプレー液も水溶性基剤を使用しているため、唾液で流れ落ちてしまいます。
ヒトはチューインガムや洗口剤など歯磨き以外でもオーラルケアができますが、ペットにはこの習慣ができません。加えて、口腔内に長く留まる製品の開発がこれまでは難しかったのです。 -
ペティオーラADの製剤技術
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- ペティオーラADは、多層のフィルムを重ね合わせて、最外面には水分で付着するフィルムを貼り合わせています。この構造ゆえにいくつかの成分を含むフィルム剤が完成しました。
形状は、ペットの歯茎に合わせて楕円にしています。厚さは約0.2㎜で非常に薄く、上歯茎外側のどちらか一方に1枚貼ることでワンちゃんで15~30分、ネコちゃんで30分以上かけて唾液に溶けながら消失します。
大きさは、ネコちゃんや体重8㎏未満のワンちゃん向けのSサイズ、体重8㎏以上15㎏未満のワンちゃん向けのMサイズ、体重15㎏以上向けのLサイズをご用意しています。
この製剤技術は、現在特許出願中です! -
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こだわり成分と使い方
- 成分は製剤を構成するために、ヒトの可食フィルム剤にも用いられている添加剤および嗜好性を高める天然成分を用いています。
さらに、元来唾液に含まれていて歯周病菌に作用し口内環境を良くする天然成分(乳酸菌、ラクトフェリン、ラクトパーオキシダーゼ)が含まれているため、非常に安全です。
つまり唾液の持つ自浄作用をサポートする自然の力を活かしています。
ただし、乳由来のラクトフェリンとラクトパーオキシダーゼが含まれますので、乳アレルギーがあるペットには使用しないでください。
乳酸菌(加熱殺菌品使用)は、腸管内で体内に吸収され、免疫抗体であるIgAを増産し、それが唾液に還元されて、悪玉菌に対する抗体が増してくるため、長く使用することが求められます。
一方、ラクトフェリンは悪玉菌が持つ鉄イオンに結び付き、死滅させます。
また、ラクトパーオキシダーゼは、唾液中の成分に作用し抗菌成分に変化させます。
これら2つの成分は、比較的早く作用しやすいため、すぐに飲み込んで口内に成分がなくなると、作用効率が悪くなります。
歯磨きの後や寝る前に使用するとより良いです。
ペティオーラADに含まれている成分の含有量は、既知のオーラルケア製品と比較すると少なく感じられるかもしれませんが、口内で唾液に徐々に溶けながら放出されるため、歯周では高濃度の成分が残り、より効率の良い製剤設計を施しています。 -
- 使い方はとても簡単です!
箱の中に14枚アルミの袋(14日分)が入っているので、そのアルミ袋からフィルムを1枚取り出してください。
その際、指が濡れていると指にフィルムが貼りつきますので、取り扱う際は、指が濡れていないことをご確認ください。
次に、ワンちゃんネコちゃんの上あごの歯茎外側のどちらか一方の上唇をめくる、あるいは、押し上げるようにしてフィルムを貼るご準備をしてください。
歯茎の一番広いところが出てきますので、そこへフィルムを貼ってください(1日1回1枚)。
一度貼りつくと舌ではめったに剥がれませんが、フィルムが歯にかかると剝がれやすくなりますので注意してください。
その後、ワンちゃんで15分~30分、ネコちゃんで30分以上かけて徐々に溶けてなくなります。
ネコちゃんや極小型、短頭種のワンちゃんで歯茎が小さく貼り付けることが困難な場合は、細綿棒の先を水で濡らして、フィルムを付け、顔をなでるようにして上唇をひっかけるようにしてください。
一瞬開いた歯茎に綿棒を指し込み、上唇を戻して上からそっと指で押さえて、綿棒を引き抜くと貼付できるという裏技もあります。(冒頭のYouTube動画をご参照ください)
ネコちゃんの場合は寝る前のまどろんでいる時がよいかもしれません。
口腔内で悪玉菌が増殖し、口腔環境を悪化させるのが寝ている最中と言われていますので、寝る前に貼るか、歯磨きあとに貼るのがおすすめです。
歯茎の一番広いところの近くには唾液腺があり、フィルムを貼ることで、ここから出た唾液により、口腔内全体に広がっていきます。
フィルムの貼り付けは一瞬で終わりますので、ペットならびに飼い主のみなさまの負担が軽減すると思います。 -
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日本製で高品質!ぺティオーラAD
- ペティオーラADは、薬事的にはハミガキ類の雑貨カテゴリーになりますが、医薬品レベルの製造管理をおこなっています。
医薬品では、製造管理システムGMP(Good Manufacturing Practice)があり、厳重に品質管理していますが、ペティオーラADに関しましても、国内の医薬品製造工場で製造し、GMPに準拠した管理をおこなうことで高い品質を保っています。なので安心・安全にご使用いただけます。 -
これからのペティーナ
- ペットは、人々にとって健康、癒しや幸福をもたらせてくれる大事な家族です。
現代社会において、さまざまな問題が頻発し、多くの人々が不安に過ごしています。
そんな人々の心に寄り添えるパートナーとしてのペットも、高齢化やストレスに伴う多様化した現代病が増えています。
我々は、人とペットが共生できる環境を整えることで、今後のクオリティー・オブ・ライフを豊かにすることができると考え、2023年7月7日に株式会社ぺティーナを設立いたしました。
飼い主とペット両方の視点に立つことで、これまでにない新たな製品をご提供することとなりました。
我々が提供するはじめての製品として、ペット用オーラルケア「ペティオーラ AD」の販売をスタートさせました。
日本にも世界にもなかった歯茎に貼るタイプのフィルム剤で、日本のみならず世界の人々に貢献したいと考えています。 -
今回ご支援で集まった支援金の使用用途について
- 株式会社ペティーナは、2023年7月に設立後、他社ではあまり見られない市販予定の製品で実験を行い、エビデンスも持っています。
これまでになかった製品を作り上げ、製剤技術は現在外国出願中で、これからのケア製品カテゴリーに定着させたいと思っています。
一方、これまでに多くの苦労がありました。
その一つが、生産の準備に取り掛かり、やっと発売できると考えていた矢先、製造工場が富山県にあったため能登半島の大震災で一部被災したことでした。
そのため発売時期がずれ込み、運用資金が底をつきながらも多くのみなさまの応援があり、何とか進めてまいりました。
まずは手に取って知ってもらうこと。さらには使っていただき驚いてもらうこと。
そのためには地道な努力が欠かせないと考えています。
この一年間は多くの展示会に出て活動してまいりましたが、みなさまとお話しできる機会を多くしたいと考え、展示会を中心に使わさせていただきたい所存です。
引続き株式会社ペティーナならびに弊社商品のペティオーラADをよろしくお願いいたします。 -






